3月11日
3月11日(火) 天候:曇 記入者:OTK
調査概要:D2区、50分の1図面作成
D3区、KX0005・0006の50分の1図面作成
図面写し
8:00、Nさんの指示により、午前の作業開始。O・SyはD3区で、昨日までに見つかっていたKX0005と今日新たに設定したKX0006の50分の1図面作成をし(KX:不明遺構)、さらにその図面に周辺の木片などを書き写す作業を行った。OTK・SはD2区のG90~G92、D90~D92付近の50分の1図面作成を行った。
今回、D3区では100分の1図面を作成した。なぜ50分の1図面を作成するのか?それは午後のミーティングでNさんに説明されたのだが、D2区はとても複雑な地形をしており、100分の1では細かくなりすぎるようだ。また、100分の1図面に比べ情報量が多くなり、今後の指針が立てやすくなるのだそうだ。なるほど、ただ漠然と図面作成を行うよりも、はっきりとした目的があると作業の集中度が違ってくる。
今回、平面図、断面図作成をかなり行っていて、スムーズに図面が取れるようになってきているし、さまざまな倍率にもすぐに対応できるようになっている。これはかなりの進歩なのだろうと思う。「掘る」作業はなかなかできていないがいつかできるだろう、と淡い期待を抱きつつ午前の作業を終える11:30を迎えた。
昼休憩、久しぶりに大衆食堂でご飯を食べた。ここ5日間、少し高めのレストランやファーストフードで食べたのだが、個人的には大衆食堂が一番落ち着くし、なによりおいしいと感じる。値段的にもかなりお得なのが嬉しい(日本円換算で一人あたり200円しない値段で食べられる)。隊の会計係を務めている事もあってお金に敏感になっているのだろうか、日本ではこんな事は気にしないのに・・・
現場に戻ると、みんな一斉に昼寝を始めた。疲れでも出たのだろうか・・・
13:30、午後の作業開始。OTK、Sは引き続きD2区の図面作成。途中、Nさんがアドバイスをくれた。図面を描く上では、はっきりとした地層の認識が重要で、そのためにはガリを用いて自分で層・面を追っかけていく必要があるらしい。念願の掘る(?)作業ができると喜び、Sと二人、ガリを片手に地面をきれいにしていったのだが、これがなかなか難しい。地層がどのような広がりを持つのか、前後関係はどうなのか、話し合いながら進めていくが、どうもうまくいかない。途中、Nさんが手助けをしてくれたのだが、スイスイと進めていく。経験を積まなければうまくいかないのだろう。OTK、Sはこの作業に終始。
OはKX0005・0006がどういったものであるのかを考えていた。なにしろKXは不明遺構である。周辺の面との関係、壁に出ている層との関係を使い考えるも、いい答えが出ない。午後のミーティングである程度の解答が出たのだが、Oの期待していたものとは違っていて、少し残念そうであった。
Syは以前10分の1で取ってあったD3区内の木片や遺構を、今日作成したD3区KX0005・0006の50分の1図面に書き写す作業を行った。書き写すだけとはいえ、倍率を変えて描くのはかなり神経を使う仕事のようである。終盤にはかなり疲れた表情を見せていた。17:00、本日の作業終了。
調査日程もあと10日を切りいよいよ終盤戦である。ベトナム時間23:00にY先生も戻ってくる予定で、明日から調査隊も5人での活動になる。最後まで気を抜かず頑張りたいものだ。
| 固定リンク
« 3月10日(月) | トップページ | 3月12日 »

コメント