3月15日
3月15日(土) 天候:雨のち曇 記入者:OTK
調査概要:D2区50分の1図面作成
D2区西壁土色確認
トータルステーションを用いたD3区南西部磚溝測量
D3区西トレンチ拡張部断面図作成
遺物コンテナ内ラベルの書き換え
いつものように、8:00に午前の作業を開始。OTKとSはD2区の50分の1図面の作成。この作業、やり始めて1週間近く経つのだが、一向に終わる気がしない。「遺跡を考える上で重要なモノだ!」といわれる以上、「そうなんだ、じゃあ頑張ってやらなければいけないな」と自分に言い聞かせ作業をするのだが、あまりの細かさに描いていて、今どこをやっているのか、と混乱することがある。
ヤンバルテナガコガネとSyの午前の作業は、D2区西壁の土色確認。このD2区は上に青色のトタン屋根があるため、色を識別するのが非常に難しい。一度、平面図を描いている途中で地面の色を確認したのだが、何もしないで見た時と白い板をかざして見た時では色が全然違う。黄色の土は「黄+青=緑」にあるように、本当に緑色に見える。そんな状況下での壁の土色確認は大変だったであろう。
後半部隊の学生はTSを用いてD3区南西部の磚溝の測量を行った。この作業は人手が足りず、しばらく止まっていた作業なので、とても助かった。ただし、皆TSの使い方が分からず、一度指導した上で作業したのだが、たった一度の指導である、ぶっつけで作業をしてはたして上手くできるのか・・・
9:30、少し時間ができたのでY先生を現場に残し、12人で歴史博物館見学に出発した。
ベトナム語での説明が主で、英語訳もあるのだが不勉強のせいか、書いてあることはあまり理解できなかったのだが、現代に至るまでのベトナムの歴史遺物がたくさん展示してあり、とてもおもしろかった。
ところで、見学中、後半部隊でやってきたN・AとY・Yが椅子に座りぐったりしていたので、何事かと聞いてみると、どうも気分が優れないらしい。本人達曰く、湿気に弱く高湿度の場所にいると全身がだるくなるのだそうだ。ベトナムの食事も香草が効き過ぎていて合わないらしく、あまりご飯が食べられないらしい。まだ1週間近くあり、現場では重労働が続く、この先が不安である・・・
博物館の近くで昼食を済ませ、14:00、現場に戻り午後の作業を開始。OTKとSは引き続きD2区50分の1図面作成。ヤンバルテナガコガネとSyはD3区の西トレンチ拡張部の断面図作成を行った。このトレンチは結構重要なモノであるらしく、丁寧な仕事が求められた。M氏は休憩所の隣に置いてある、コンテナ内のラベルを今回から使用する表記に書き換える作業を行った。M氏は瓦を専門に研究しており、コンテナ内にはこの遺跡で見つかった瓦も多数有り、かなり喜んでいたように見える。西トレンチ拡張部断面図作成を終わらせたSy、ヤンバルテナガコガネも選別の手伝いをした。
さて、博物館見学でぐったりしていたN・AとY・Yだが、やはりダメらしい、午後はずっとダウンしていた。残されたのはM・K1人、さすがにTSは1人ではできないので、M氏の手伝いをしていたようだ。それでもTSは1084~1391まで点を落とせたのでまあまあのペースではないだろうか。
D2区50分の1図面作成、TS測量等まだまだ終わりが見えない作業が多い。19日には作業を終わらせる予定である、何とか頑張りたいものだ。
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