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3月13日

313()  天候:曇   記入者:Sy

調査概要: AB区での昆虫化石サンプリング

     文字磚の拓本と写真撮影

     D250分の1図面作成

 Img_5505 ヤンバルテナガコガネとSyは朝現場に着くとすぐ準備を整え、AB区へ昆虫化石のサンプル採集の作業に向かった。A区では現地調査員のTさん及び数人の作業員さんが案内と補助をしてくださり、池跡や、河川跡などから合計6ヶ所サンプリングを行う事ができた。午後、ヤンバルテナガコガネはD区に戻り、採取した土の分析作業にかかるも、サンプル量に対し、時間と人員のあまりの少なさから、今回の調査期間中には昆虫化石の発見・分析作業を終える事は非常に困難であろうという報告がなされ、残念でならない。

Img_5685  SyはヤンバルテナガコガネとはA区で早々に分かれ、午前・午後と丸1日を用いて、昨日に引き続き、文字磚の拓本をとり、写真撮影をするという作業を行った。今日はだいぶ作業にも慣れ、拓本をとるスピードも上がっていった。Y先生も途中からA区に来られ、昨日に引き続き、主に「永寧場」・「江西軍」という判の押された文字磚の分類を行った。「永寧場」の方は、縦長で、さらに上方の2角が削られた、二角丸長方形になっている。字の書き方で3種くらいに分けられるのではないかと思われる。「江西軍」の方は、判の内側にさらに1線枠が彫られているので、拓本をとった際には、磚の上に二重の枠ができているように見える。「江西軍」の磚の数は膨大なため、今夜到着される先生方にもじっくり見てもらい、検討をしたいとの事。

 OTKSは本日もD2区の50分の1の図面作成に終始。本当に集中力のいる作業を黙々と行ってくれて、本日までに彼らの担当している地区の半分ほどは終了したという。彼らがいつか爆発しないかと少し心配だが、彼らの製図能力が今回で格段に向上した事は間違いないだろう。

 今夜、お待ちかねの後半部隊8名がやってくる。Y先生がハノイの空港までお出迎え。後半部隊は関西空港からの直行便だったため、夜12時前には全員無事ホテルに到着。まだお会いした事のない先生や、学生も多いため、どんな方達なのかと興味津々。けれど、今夜は時間も遅いため、ご挨拶はまた明日。後半部隊の調査期間はたったの1週間。前半部隊はその最初の1週間で次々と倒れていったけれど、後半部隊は果たして何人生き残れるのか…!!幸運を祈る。

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