日誌 3月6日(木)
世界一周記念日 天候:晴れ 記入者:Sy
トータルステーションを用いた磚敷き遺構測量
D3区東壁断面の分層・図面作成
D2区精査・平面図
昨日、先生方で話し合いが行われ、出土した遺構につける略記号が仮決定された。略記号の作り方は主に、遺構名をベトナム語表記し、その頭文字を取ったもの。
建築(KT):礎石建物_NC 掘立柱_CH
建築基礎(溝状)_MK 排水溝・導水管_RT
犬走り_LC 基壇_NK
張り磚面_SL 道状張り磚面_LD
その他 :道_DG 橋_CU
塀_TB 杭_CC
窯(陶磁器・金属)_LO 井戸_GI
土坑_HD 墓_MO
炉・竈_LB 土器集中区_CG
池・湖_AH 川_SG
池か川か未定の水域_KN 未確定_KX
果てさて、これだけの記号を使う事ができるのかどうか…?
OTKとSは昨日に引き続き、TSを用いての測量を行った。磚敷き遺構は、磚一つにつき、角の4点を落としていく事になるので、100分の1図面図面には到底書き込む事はできないため、その場所だけ写真を撮り、拡大コピーして、その中に測量した番号を書き込んでいく事にした。が、この作業がかなり難航。磚敷き遺構の直上から写真を撮影できないので、数枚の写真をパソコンで合成し、つなぎ合わせる事にしたのだが、なかなかうまくいかず、ヤンバルテナガコガネはホテルに帰ってからも合成写真の作成に追われていた。Syは昨日から行っている、D3区の木片や
遺構跡を10分の1で図面に落とす作業を行った。遺構名称が決まったため、作業員さん達はこれまで取り上げられずに置いておかれた遺構内の遺物をグリッド毎に取り上げる作業にかかり、また同時にD3区の現在の層を全体的に掘り下げる作業も行われ出した。D3区の東壁も分層が行われ、断面図を作成。 D2区では、N夫妻によって精査・平面図作成が行われていた。
本日正午頃、日本から訃報が届き、Y先生が今夜急遽帰国される事になった。1ヶ月という限られた期間で、少人数のため、現場はN氏のもと引き続き作業続行。3月11日にベトナムへ戻ってこられるという事だが、隊の柱が抜けるのはやはり痛い。5日間、頑張りましょう。
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